【視覚補助具 見えづらくても自立した生活を】

視力が落ちたり、 目の病気で視野が狭 くなったりするなど、 見え方に何らかの 支障がぁる状態を 「ロービジョン」と言 います。そのようなことになったとしても、生活の質を落とさないようにするための道 具が登場しています。

残された視覚繍能を最大限に活用して、 自立しに生活を送れるようにする 「ロー ビジョンケア」の考え方が広がってい る。「ローピジョン外来」のある眼科な どでは、歩行付訓練など福祉サービスのほ か、適切な視覚補助具の紹介を受けるこ ともできる。

拡大読書器は、台の上に置いた本や新 聞などの文字をカメラで読み取り、自由 に倍率を調整して画面に表示できる。表一ホできる。手 で握るルーペに比べて疲れにくく、文字や背景の色を見やすく変えることも可能 だ。目の症状によっては光をまぶしく感 じるようになるが、特殊なカラーレンズ を使った遮光眼鏡を使えは、まぶしさを 軽減することもできる。

ちょっとしたアイディアで生活をしやす くする便利グツズもある。はがきや封筒 の宛名が書きやすいように、黒い縁取り がされた定規やレター用のブレートを使 えは、小さい文字でも曲からず書くことができる。器の内側が赤や青で着色さ れた茶わんなら、白いごはん粒がよく見えて食べやすい%本点字図書館 (東京 都新宿区)では、これらの商品を展示販 売しているほか、インターネットでも販 売している。用具事業課長の渡辺明さん は 「見えづらくなっても少しの工夫で、 生活を今まで通りに楽しめることを知っ てほしい」と話す。

また、 スマートフォンやタブレット型 端末は視賞障害者にと っ て必需品になり つつぁる。 高解像度のカメラが搭載され ているので文字を映して拡大するなど、 出先で拡大読書器のように活用できる。 音声認識機能を利用すれは、「〇〇さん に電話して」と呼びかけると、 電話帳に 登録した相手に電話をかけてくれる。ネ ット検索やメールの送信も、音声で操作 が可能だ。外出する際には、音声だけで 目的地までの歩歩行ルートを案内してくれ るアプリもある。 (佐藤建仁)



(出典:朝日新聞、2018/10/13)

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