【ランニング用腕時計で「やる気」を維持 愛着持てる色・形選ぶ】

ダイエットや体力づくりのため、ランニングを始めたけれど、さばりがちになってませんか? 走るコーースや速さを測 り、やる気の維持にも役立つランニング用の腕時計が増えています。

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ランニング用をうたった腕時計は種類が様々で、価格も1万円以下から数万円まで幅広い。初心者ランナーは、どんなもの を選べばいいのか。

「ランニングを始めたばかりならば、、まずは苦しくないペースで、気持ちよく走ることが大事。普段使っている腕時計で構わない」と、市民を対象にしたランニング講座を開催している徳島大の田中俊夫教授(スポーツ社会学)は話す。最初は、どれぐらいの時間を走れたかがわかれば十分だという。

専用の時計を買うきっかけの一つが、大会などへの出場。制限時間がある大会では、どれぐらいの速さで走れば良いのかを考える必要がある。例えば10`のコースで制限時間が1時間半なら、平均ペースは1`9分。ランニング用腕時計は、自分の走る速さを測るのに便利だ。

雑誌「ランナーズ」を発行するアールビーズ(東京都)でネット販売を担当している高島正英さんによると、機能によって「ランニングウォッチ」「GPSウォッチ」などに分類される。選ぶポイントを聞いた。

ランニングウォッチは機能を絞り、価格も安めだ。一定の距離を走ったところでボタンを押し、それまでの速度を測るストップウオッチが主な機能。走りながら操作がしやすいようにボタンが大きい。走った距離は測らないので、公園の周回コースなど距離がわかっている場所で使うのが一般的だという。

カラフルな機種が多いことも特徴の一つ。「女性ランナーが増えたことで、各メーカーがデザインに力を入れている」と高島さんは話す。

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GPSウォッチは、様々な機能を盛り込んでいる。地球を周回するGPS衛星の電波を使って現在位置を捕捉。ルートや速度を測ってくれる。1`ごとのペースなどを自動で表示できるぼか、走ったルートの高低差なども記録され、パソコンやスマ ホで確認できる。田中さんは「記録が残るので、後から振り返れるのが楽しい」と言う。

GPSウォッチは機能が充実するぼど価格が高めでサイズもやや大きいが、走る姿勢のぶれなどを測定できる機種も出てき ており、「あえて高機能のものを買って、走る意欲を保つ手もある」と田中さん。

このぼか、走っているときではなく、日常生活で消費されたカロリーなどを表示する「活動量計」もある。目標の運動量に達していないと警告を出す機種もある。高島さんは「どんな機能が必要か、しつかり考えて選ぶことが重要。日々使うものなので、色や形も気に入ったものを選んでぼしい」と話している。(福島慎吾)

[インフォメーション]

ランニングウォッチを取り扱っているメーカーにはセイコーやアシックス、GPSウォッチはガーミンやスント、エプソンなどがある。腕時計ではないが、走ったルートや速度を計測するスマホの無料アプリもあり、「ランタスティツク」「ランキーパー」、「ナイキ+ランニング」などが有名。フルマラソンでは電池切れに注意が必要だ。




(出典:朝日新聞、2015/05/23)

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