【野菜スープで健康的にダイエット 「定食型」、バランスよく】

もうすぐ夏。本格的な薄着の季節を前に、ダイエットを考えている人も多いのでは? しかし、無理な減量は禁物です。今回はバランスの良い食事で健康的にやせる「野菜スープダイエット」に注目してみました。

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「炭水化物抜きダイエット」や「りんごダイエット」などの偏食ダイエットは、一時的な効果はあってもリバウンドした り、長続きしなかったり。一方、「野菜スープダイエット」は、毎回スープだけを食べるのではなく、バランスの取れた食事をすることに重点を置いているのが特徴だ。『きれいにやせるダイエットスープ』の著者で管理栄養士の林昌子さんは、「まずは自分の食事内容から見直すことが大事」と話す。

林さんによると、バランスの良い食事は「定食スタイル」。@主食(炭水化物の供給源)のごはんやパン、麺など1品A主 菜(たんばく質、脂質などの供給源)となる肉や魚、豆などのメインのおかずュ品B副菜(ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源)の野菜やきのこ、海藻などのおかず1〜2品や1日1杯程度の汁物。これに当てはめて1食分が500`カロリーに なる献立なら、必要な栄養がそろった食事になるという。

主菜と副菜を兼ねる野菜スープを作れば、あとは不足分の主食を補えばOK。ダイエットは食事量を減らすことが前提だと 思っていたので、意外と食べられることに驚いた。「食べないとストレスがたまり、体にも悪影響。食べることで満足感も得られるので、『減らす』ことよりもバランス良く『食べる』ことを意識して」と林さん。

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林さんにスープレシピの一例を考えてもらった。

まずは「チキンと夏野菜のカレースープ」(222`カロリー)。主菜のチキンと副菜2品分(野菜120cが目安)が入っている。主食となるl食分のごはん(120c)と合わせても422`カロリーで、果物も追加できる。

さらに「いろいろ野菜のみそ汁」(53`カロリー)。副菜2品分の野菜が入っており、主食と主菜も食べられる。一日に必 要な量の野菜の組み合わせはいくらでも考えられるうえ、みそ汁には栄養素が恵まっていて、熱中症や冷え対策にもなる。

ただ、スープに含まれる塩分の過剰摂取はむくみの原因にもなりやすいので注意が必要。毎日1食をスープに置きかえれば 1カ月に1kg減量が見込める(個人差あり)。朝食を具だくさんのみそ汁に置きかえたり、チョコやクッキーなどの間食を スープに置きかえるだけでも効果があるそうなので、まずはできることから始めてみるのもいいかも。自身も1年で10`の減量に成功した林さんは「コツは無理をしないこといできることから始めて、継続することが大事。ストレスをためず、少しず理想に近づいていくことです」。(野田枝里子)

[インフォメーション]

女子栄養大学監修の携帯アプリ「あすけん」は、管理栄養士がアドバイスするダイエットをサポートするためのアプリ。無料の基本サービスでは、毎日の食事や運動記録などを入力すると、個人の食事内容やダイエット目標に応じた食事改善アドバイスを受けられる。iOS7以上、AndroididOS4・0以上対応。




(出典:朝日新聞、2015/05/09)

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