【あなたもできるシックハウス予防策 室内の「化学物質」除く (2)】

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「家具、衣類、カーテン、カーペット、防虫剤……。建材以外にも室内には化学物質がたくさんあるJ。NPO法人「シックハウス診断士協会」の高尾和宏副理事長はいう。

「玄関のあたりで気分が悪くシック八ウスになる」という家があった。クリーニングから戻った衣類を玄関先につるす習慣があったが、やめると体調不良はなくなった。衣類には接着剤などが使われているが、高尾さんは「クリーニングで使われた別の化学物質の影響だったようだ」とみる。

対応策は室内の空気を屋外へ出すことだ。窓を開けて風通しを良くしたり、換気扇を回したり。高尾さんは「換気扇を常に運転するようこころがけて」。03年から設置が義務づけられているホルムアルデヒド対策の換気設備は居間などに取り付けられており、フィルターで屋外のほこりなどを屋内に入れにくくするようにもなっている。

花粉の季節やPM2・5対策など窓を開けない方がよいときは、空気清浄機も有効という。 (神田明美)

[インフォメーション]

厚生労働省ホームページ内の「生活環境におけるシックハウス対策」から、原因や予 防、化学物質の室内濃度指針、建築基準法に基づいた規制の情報を得ることができる。NPO法人「シックハウス診断士協会」もホームページ(http://www.sicklife.jp/) で、情報を提供。住宅の新築・改築の際のアドバイスものせている。

前を見る(1)⇒【あなたもできるシックハウス予防策 室内の「化学物質」除く (1)】




(出典:朝日新聞、2014/05/31)

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