【あなたもできるシックハウス予防策 室内の「化学物質」除く (1)】

建物の中にいると、頭痛や、目がチカチカ、のどがひりひりnることはありませんか。化学物質が原因かもしれません。壁や床、家具、殺虫剤など、周りには化学物質があふれています。健康に日常生活を送るために、化学物質をできる限り除いた建材を替物に使うほか、シックハウス問題に取り組むNPOは十分な換気を勧めています。

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家の空気中の化学物質などが原因で健康に悪影響が出る「シックハウス症候群」。住宅の気密性や断熱性が高くなったことに加え、壁紙を張り付ける接着剤や合板建材を多用することで起きるようになった。

厚生労働省は1997年以降、接着剤や防腐剤のホルムアルデヒドなど計13種の室内濃度指針値を設けた。このうち、シロアリを防ぐクロルピリホスは、建築基準法で2003年から使用禁止。ホルムアルデヒドも使用が規制され、換気設備の設置が義務づけられた。

しかし、シックハウスに詳し「耳鼻咽喉科 山西クリニック」(東京都新宿区)の山西敏朗医師は、「建物内の化学物質の状況はよくなっていない。床に近いところが高い濃度になりやすく、赤ちゃんや子どもは特に影響を受ける」と話す。クリニックを開業した際、化学物質を使わない漆喰で壁を塗り、床材は接着していない。

住宅展示場にある、建材メーカー「無添加住宅」(兵庫県)のモデルハウス。壁は漆喰、床はタイル、断熱材は焼いたコルク、ドアなどの木をはりつける接着剤はコメのり。化学物質を使わない建材を正規代理店のエ務店などに販売している。

職場や商業施設の建物は個人が対策をと打にくい。だが、多くのメーカーが対策をとった商品を扱っているとして、自宅の建設や改築では工務店などへの相談を厚労省は勧めている。

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(出典:朝日新聞、2014/05/31)

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