【ぐっすり眠るコツ(1)】

朝、目覚めたときにすっきりしない、十分寝たはずなのに、寝た気がしない……。そんな熟睡感のなさに悩んでいないだろうか。背景には、「寝すぎ」やストレス、うつ、睡眠時無呼吸症候群などの病気が潜んでいることもある。

眠りが浅いと、朝目覚めたときに休息感や充足感が得られない。原因は様々だが、大人の場合、一番多いのは寝すぎだという。

日本大学医学部付属板橋病院精神神経科の内山真教授は、「加齢とともに、ぐっすり眠れる時間は短くなる。若いころと同様に8時間以上も寝ていると、睡眠自体が浅くなり、熟睡感が得られない」と指摘する。 60代では6時間
高齢になるほど眠れる時間が減るのは、睡眠と関わりの深いホルモンの量が減るのが一因とされる。心身ともに健康な人の平均睡眠時間は、10代までが約8時間、成人になると7時間、60代では6時間になるという。「だんだん短くなるのが健康な証拠」と内山教授。もちろん、個人差はあるので今の自分に合った睡眠時間を確保することが重要だ。「翌日、睡眠不足で困らない程度が目安。毎日同じ睡眠時間でなくても、1週間くらいで帳尻を合わせればいい」 (内山教授)

ストレスも睡眠の大敵だ。多くのストレスがかかると体を活動モードにする交感神経が緊張して、眠りが浅くなる。休息モードにして眠りに誘う副交感神経の働きを活発にするにはぬるめの湯でゆったり入浴したり、アロマやマッサージなどでリラックスしたり するのがお勧めだ。

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(出典:日本経済新聞、2014/03/22)

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