【体幹 どうやって鍛える?】

近年よく耳にする「体幹」。トップアスリートだけの話と思っていないだろうか。体幹は人のあらゆる動きを支える幹の部分。体幹がしっかりしていれば手足の動きが安定し姿勢も美しくなる。しつかり鍛えておきたい。(ライター藤原仁美)

高齢者、骨折などの予防も
高齢化社会の現代、元気に暮らせる「健康寿命」をなるべく延ばしたいもの。体幹深層筋を鍛える体幹トーニングは、そんな希望をかなえる手掛かりになるかもしれない。

腰痛や膝関節の痛み、転倒による骨折などのけがは、高齢者を自宅に引きこもりがちにし、認知症の遠因になったりする。そうしたけがも「深層体幹筋を鍛えていれば予防できる面がある」と泉さんは力説する。

東京都八王子市の高齢者あんしん相談センターめじろは昨年実施した「簡単エクササイズ教室」で、体幹トレーニングを取り入れた。

参加者は60歳代後半から80歳代。基本のドローインから始め、体位を変えて難易度を上げていった。講座を重ねるうちに、参加者はスクワットのような体勢で重さ6`ほどある道具を持ち上げられるまでになった。

参加したある男性は70歳代後半で一人暮らし。講座が終了した今も「起床時と就寝前のドローインが日課になった」と笑顔をみせる。




(出典:日本経済新聞、2014/03/15、記事抜粋)

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