【身近な品で、体ラクラク】

日々たまる疲れを解消しようとマッサージや運動を試してみても、なかなか長続きしないという人も多いのでは。そんな時、お薦めなのがボールやイスなど身近な道具を活用したリフレッシュ法だ。初心者にも簡単で、心理的にも良い効果がある。上手に取り入れれば、異動や転勤などで環境が大きく変わり、疲れやすいこの季節を乗り切る助けになるかもしれない。

無理なく習慣にする効果も
道具を使ったマッサージやヨガは、正しい動作を簡単に繰り返せるようになるだけでなく、無理なく習慣にしやすくする効果もある。

ボディデザイナーの森さんは「『ボールを見たらマッサージ』など自分なりのルールを決め、よく目に付くところに道具を置くといい」と助言する。自宅ならリビングのテレビ前、会社ならデスクの上にテニスボールやすり棒をまとめておくと忘れにくくなる。ひどくなる前にほぐす習慣がつけばしめたもの。

ルナワークスの岡部さんは「イスや壁に身を委ねるという安心感が心身をリラックスする良いきっかけになる」とみる。疲れをとるにはまず体の緊張を解く必要があるが、いざ筋肉を緩めることを意識し始めるとそれが上手にできない人も多い。イスや壁に体重を預けると、無意識にかなりの緊張が解けるという。

深刻な疲れを感じる人ほど、普段の生活で頑張り過ぎている傾向がある。「道具に頼っていいと考えることがリフレッシュへの第一歩」(岡部さん)と言えそうだ。(堀大介)



(出典:日本経済新聞、2014/03/08、記事抜粋)

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