【尿トラブル、我慢しない】

40代、50代になると多くの人が悩み始める尿トラブル。おしっこの回数が増えるのは男女共通だが、尿もれで悩むのは女性が多く、尿のキレが悪かったり排尿に時間がかかったりするのは男性だ。男女で気になる症状は異なるが、背景には共通する加齢現象があるという。尿トラブルの基礎知識と対処法について専門家の話を聞いた。

膀胱を広げる新薬も登場

女性では、膀胱の過敏な収縮刺激を抑えるために抗コリン剤という医薬品が最初に用いられるが、最近では「選択的β3作動薬」という膀胱を広げる働きをする薬剤が登場し、抗コリン剤で効果が得られにくく、副作用が出やすい患者などに用いられる。 おしっこが出にくい男性に使われるのが「αブロッカー」と呼ばれる医薬品だが、前立腺に明らかな肥大が見られる場合に有効な薬剤として登場したのが「5α還元酵素阻害薬」だ。

男性ホルモンであるテストステロンは前立腺のなかでジヒドロテストステロンに変わり、前立腺の肥大をもたらすが、5α還元酵素阻害薬はその変換を阻止し、前立腺の肥大を改善する。




(出典:日本経済新聞、2014/03/01、記事抜粋)

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