【肩こりは「もと」から改善】

つらい肩こりを何とかしたいと思ったとき、どうしていますか? 定期的なマッサージもひとつの方法。ただ、専門家は「肩こりの元をたどって改善することが大切」と口をそろえる。腹筋の強化や肩甲骨の運動、睡眠不足や目の疲れの解消などがそのボイントだ。

ポイントは
・肩甲骨のずれを正す
・睡眠時間を十分とる
・視力の矯正は適切に

肩こり予防には「左右のバランス」を意識することも大切だ。気が付けば、いつもバッグは石肩にかけている、という人は意識して左肩にもかけ、左石交互のバランスに配慮したい。足を組む時もそう。くせでいつも同じ組み方をしていると、骨や筋肉のバランスをくずすことがある。

女性の場合、ハイヒールを履くと、どうしても前傾姿勢になり、小股歩きになる。小股で歩くと骨や筋肉の左石のバランスがくずれやすくなり、肩こりを招く。神戸さん(東京女子医科大学東医療センター整形外科の准教)は「ハイヒールをよく履く女性の場合、ヒールがほとんどない靴で週2回、ひざを軽く曲げながら、大股で腕を振って15分程度歩くとよい」とアドバイスする。

ふだんの生活でも、両足で立っていると骨盤が傾いていることが多いという。一方、片足立ちをすると、体はバランスを保とうとして、自然と重心をシフトさせる。自分の体を物体としてとらえ「常にその重心がかたよっていないか意識することが大切」と神戸さん。立って洗い物をする時などに片足立ち交互に繰り返すといいそうだ。



(出典:日本経済新聞、2014/02/22、記事抜粋)

戻る