【「スマホ型」人間を目指そう】

今やスマートフォン、略してスマホは現代社会において欠かせないツールとなりつつある。従来のいわゆるガラパゴスケータイ(ガラケー)と称される携帯電話で十分事足りる人もいるだろうが、スマホからガラケ一に戻した人はばとんどおらず、世の中で最も重宝されているアイテムの1つと言える。今回は、スマホのどこが人を引きつけるのか、また、その特徴を参考に、自分自身も周囲から重宝される存在になるためのヒントを考えたい。

スマホの5つの特徴を生かす
1つ目は、インターネットに簡単に接続でき、様々な情報を人手できることである。我々も日頃から多くの情報をキャッチして役立てたい。

2つ目に、アプリケーションをダウンロードすることにより、仕事の効率化、情報の蓄積、ゲームなどができる点。仕事もでき、遊びもできる人物はとても魅力的である。

3つ目は、コンパクトなサイズなのでどこへでも簡単に持っていけて、あらゆるシーンで活用できる機動性だ。デスクトップパソコンのように家やオフィスの中でしか活動できない人間になってはいけない。フットワークよくいろいろな場所に出かけ、情報の収集と活用をしていこう。

4つ目に、忘れてはいけないのが、本来は声によるコミュニケーションを行う電話機であるということだ。スマホにはメールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)なども簡単に使える機能があり、これが主要機能になりつつあるが、実際に相手の声を聞いたり自分の言葉で話したりする人間くさいコミュニケーションはこの先も決して不要になることはない。むしろ、ネットを介したコミュニケーションが全盛の今においてこそ、声でのやり取りを大切にしたい。

最後の5つ目に、これらの豊富な機能を1日中フル活用するとバッテリーを大量に食ってしまうので、こまめな充電が必要となる。人間も、飲まず・食わず、眠らず、休まずで活動し続けることはできず、適切な栄養摂取と睡眠や休養が必要である。これらを疎かにすると、どこかで病気(=故障)をしてしまう。自分自身の性能を過信しすぎないことも大事だ。

優れた機能やデザインを誇るスマホは既に世界中に普及し、あらゆる人々の手に渡っている。私たちも自分自身の価値を大いに高め、世界に通用する人材になりたいものだ。今年は日本発で世界に認められるモノやヒトがたくさん出てくることを期待したい。

[出典:日経ビジネス、2013/01/21号、吉村 靖司=神田兼クリニック副院長]

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