【週末の半身浴でリラックス】

20代の頃は自分が中年太りをする姿なんて想像もしていませんでしたが、40代も半ばを過ぎると、お腹回りの脂肪が気になるようになってきました。平日はほぼ100%外食で、カロリーの高いものを好んで食べることもしばしば。飲酒の機会も多いため、無理もないかもしれません。

以前は週に1度はスポーツジムで筋力トレーニングを行い、汗を流していたのですが、最近は仕事が忙しく、なかなか時間が取れません。休日にわざわざジムに出かけていって運動をするのもハードルが高いものです。

そこで週末は、血行を良くして新陳代謝を高めるなどの健康効果が期待できると言われている、半身浴で汗を流そうと考えました。みぞおちくらいまでの高さにお湯を張った浴槽につかり、途中まで閉めた蓋の上にタオルを敷いて読書をしています。

普段から朝晩2回シャワーを浴びて、平日も時間があれば入浴するほどの風呂好きだったので、汗も流せて、本も読めて一石二鳥。特に本は、満員の通勤電車の中では読みづらいですし、部屋で読んでいるとついほかのことをしてしまったりするので、半身浴をしながらだと集中して読めるのがいいですね。

半身浴中に読むのはビジネス書ではなく、エンターティンメントとして楽しめるミステリー小説がほとんどです。大抵はハードカバーを1冊読み終えてしまいます。時間にすると3〜4時間くらいになるでしょうか。その間にお湯が冷めてくるので、時々追いだきをして38〜40度程度の湯温を保つようにしています。

水分補給しながら汗を流す
ずっと湯船につかったままでいるわけではなく、適度な休憩も挟みます。事前に持ち込んだペットボトルのミネラルウォーターを飲みながら、湯船を出たり入ったりを繰り返していると、玉のような汗が驚くほど噴き出してきます。汗とともに体の老廃物が排出されて、スッキリするような実感がありますね。肌のつやもとても良くなりますよ。

半身浴を終えてからもしばらくは汗が引かないので、すぐには着替えず、バスロープを着て過ごします。この時間もくつろげるひと時ですね。

昨年の夏は体重が74kgくらいありましたが、半身浴を始めるとすぐに70kgになりました。普段はカロリー 制限をするのは難しいのですが、この時は体重が減ったうれしさから食事の量も控えてみると、65kgまで減量できました。70kg台を切ったのは本当に久しぶりのことでした。年末年始の会食続きでリバウンドしてしまったのが残念です(笑)。

ただ、当初はダイエツト効果を狙って始めたものの、心身のリラックス効果の方が高いように思います。気持ちよく半身浴ができるように、好きな音楽をかけたり、浴室の窓に観葉植物を置いたり、入浴剤を使ったりといった演出もしています。入浴剤はちょっとした温泉気分が味わえる乳白色のものが気に入っています。

初めから長時間の半身浴は難しいかもしれませんが、1時間程度でもかなりの汗をかけるはずです。ダイエツトとストレス解消にぜひお勧めしたいですね。
(談話まとめ:田村 知子=フリーランスエディター)

[出典:日経ビジネス、2009/04/13号、浅沼 誠=バンダイナムコゲームス執行役員]

参考:
浅沼誠(あさぬま・まこと)氏
1963年生まれ。86年国学院大学法学部卒業後、パンダイグループに入社。
映像、ゲーム関連の部署を経て、2000年パンダイネットワークス設立メンバーとなる。
2009年4月から現職。

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