【痩身鍼治療を機に生活改善】

昨年6月に痩身のための中国鍼治療を受け、7kgの減量に成功しました。

当時の体重は82kg。血液検査では中性脂肪値が1018mg/デシリットル(dl)もありました。正常値は150mg/dl以下ですから、何かの間違いではないかということで再検査をしたのですが、それでも980mg/dlありました。これには医師も驚いて、改善しなければ命にも関わるとの警告を受けてしまったのです。

ちょうどその頃、リクルート時代の5歳年上の先輩がくも膜下出血を起こしたり、兄が52歳の時に胆のうガンで他界していたりと、50代で身近な人が病に倒れていたことも、自身の生活を見直すきっかけになりました。

減量で中性脂肪儀も正常に
中学から大学まで野球部に所属しいたので、学生時代は運動が日課になっていました。ところが、社会人になってからは残業続きで汗を流すことはほとんどなくなり、飲酒や会食の機会も増えたことから、入社1年目にして10kgも太ってしまいました。

それからは体が重くて歩くのも億劫になり、駅ではエスカレーターを使っていましたし、5分以上の移動にはタクシーを利用していました。有森(裕子氏)から「少しは歩いた方がいい」と心配されても、いつも無視していましたね(笑)。昼食はほとんどラーメンかとんかつ。しかも、大盛りを頼んでいました。毎晩のように飲んでもいましたし、太って当たり前の生活をしていたんですね。

中国鍼の治療では、お腹や足に鍼を打った後、5日間は基本的に水だけで、どうしてもお腹がすいた時には、葉野菜を食べるようにと指導されました。3食好きなだけ食べていたのに、5日間水だけで過ごすなんて絶対無理だと思ったのですが、鍼の効果か、時々キャベツなどを食べながら、何とか乗り切ることができました。

その後も2週間ほど野菜中心の食事を続けたところ、体重は75kgまで落ち、中性脂肪値も120mg/dlに改善されました。それからは毎朝体重計に乗り、1kg以上増えた時には食事を控えめにするなどで、半年以上経った今でも75kg前後を維持しています。

あれほど旺盛だった食欲が落ち着き、腹因も6cm減ったのですが、さらに筋力をつけるために、3カ月ほど前からは週に3回程度の腹筋運動を始めました。脇腹や下腹部など部位別に効果のある3種類の体操を、20回ずつ2セット行っています。体幹の筋肉が鍛えられることで、ゴルフの上達も期待しています。

また最近では、横倉恒雄医師の著書『メタボ体質は「脳疲労」が原因だった』(徳間書店)などを読んで、脳科学に興味を持つようになりました。北京オリンピック女子ソフトボール日本代表チームのメンタル指導を行った脳研究家の西田文郎氏のセミナーなどにも参加して、プラス思考を習慣づけたり、前 向きに行動するためのノウハウなどを学んでいます。

ストレスが大きくなると過食に走ったり体調を崩したりと、精神面が身体に及ぼす影響は決して少なくありません。これからも健康を維持していくために、体重管理だけでなく、ストレスマネジメントも心がけていきたいと思っています。
(談話まとめ:田村=知子:フリーランスエディター) [出典:日経ビジネス、2009/02/16号、古西宏次=ライツ社長]

参考:
古西宏次(ふるにし・こうじ)氏
1963年生まれ。86年一橋大学商学部経営学科卒業後、リクルート入社。
広報関連の部署に在簿し有森裕子氏の代理人などを務めた後、2002年アスリートやスポーツ文化人の マネジメント業務などを行うライツ設立。

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