【脳を刺激しながらメタボ対策】
今回の体操は、手の親指と小指を同時に立てる動作を、左右交互に繰り返
すという単純なものだが、やってみると意外に難しい。手のひらを内側に向
けている時は比較的スムーズに動かせ3るものの、外側に向けてみると動かし
にくくなる人も多いだろう。
指がうまく動かないと、表情までこわばってしまいがちだが、日常ながら
運動推進協会代表の長野茂氏は、「健脳体操は笑顔で行わないと効果が期待
できません。童謡の『兎と亀』(もしもしかめよかめさんよ〜)など、テンポ
のよい歌を口ずさみながら、リズムに合わせて楽しく行いましょう」とアド
バイスする。
ステップ2では、いすを使った腹筋運動と組み合わせる。上腹部を集中的
に鍛えることができるため、メタポリック(内臓脂肪)症候群対策に有効だ。

[出典:日経ビジネス、2008/05/12号、田村知子=フリーランスエディター]
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