【生涯テニスを楽しめる体作りを】

どこへ行くにもラケットを持っていくほど、長年テニスに親しんできまし た。始めたのは中学生の時ですから、かれこれ60年近くになりますね。今 でも毎週日曜日は、気の置けない仲間たちと朝の8時半にコートに集合して、 およそ3時間ほどボールを追いかけています。
テニスを楽しむ基本は、丈夫な足腰です。そのため、50代を過ぎてから はウオーキングを始めました。平日は出勤前に4000〜5000歩、休日には1 万歩を目標に歩いています。ただ歩くのではなく、歩数計を使って、ストラ イド(歩幅)を98cmに、ピッチ(歩行速度)を毎分120歩に保つことを意識 しています。
往復約4kmのウオーキングコースでは、四季折々の自然に触れながらリ ラックスすることも大切です。春ならレンゲや菜の花、水仙といった花を観 賞し、尾長鳥のさえずりに耳を澄ます。晴天の日には富士山を望めること もあり、爽快な気分を味わえます。
ウオーキングの習慣を継続できているのは、「これから先も大好きなテニ スで汗をかきたい」という思いからです。何かのために健康でありたいとい う目的を持つことが、健康習慣を長続きさせる秘訣なのかもしれませんね。
(談話まとめ:田村知子=フリーランスエディター)

[出典:日経ビジネス、2007/05/14号、梅原誠氏=シチズンホールディングス社長]

参考:
梅原誠(うめはら・まこと)氏
1939年生まれ。
62年東北大学工学部卒業後、シチズン時計(規シチズンホールディングス)入社。
93年取締役、98年常務に就任。2002年から現職。

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