【真の健康は満たされた心から】

大阪市立松虫中学校では、陸上競技部を指導し、7年間で13回、日本一の 選手を輩出しました。その時の経験から、強い選手を育てるには、体を鍛え ると同時に、心の鍛錬が重要であることを学びました。
これは、私たち大人にしても同じです。健やかな心なくしては心身の健康 は望めないと、私は考えています。健やかな心は、やる気と元気で満たされ ています。そのために、私は4つのことを実践しています。
1つ目は他人としっかり関わること。2つ目はその中から会話を通じて 元気になれる人を見極めて、積極的におつき合いすることです。不平不満が 多い人には元気を奪われてしまいますから、距離を置くようにしています。
3つ目は、1日の終わりに日誌をつけること。その日、自分にとってプラ スになった出来事や、元気づけられた一言などを具体的な言葉で記します。 4つ日は、幼少時に夢中になったことを思い出して、取り組むことです。誰 にでも時間を忘れて夢中になった遊びや趣味があるでしょう。私の場合は走 ることだったので、毎日のジョギングを楽しんでいます。
心と体の両面からのケアこそが、真の健康を勝ち得る秘訣だと思います。
(談話まとめ:田村知子=フリーランスエディター)

[出典:日経ビジネス、2007/04/16号、原田隆史=原田総合教育研究所所長]

参考:
原田隆史(はらだ・たかし)氏
1960年生まれ。大阪市内の公立中学校の教師を20年間務める。
現在は東京、京都、大阪で「教師塾」を主宰するほか、企業の人材育成指導にも取り組む。

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