【健康を維持し、ワインを楽しむ】

毎日のように訪れる海外からのお客のもてなしや、様々な催しなどで、ワ インを飲まない日はほとんどありません。そんな日々を快適に過ごせるよ う、体調管理には気を配っています。
  日本酒やウイスキーであれば、カウンターで独りじっくり…という飲み 方も似合いますが、ワインは気の合う人とコミュニケーションを楽しみなが ら噂むのが一番です。それは私の活力の源でもあります。
夜はワインも食事も進みますから、昼食は控えめに。また、移動の際には 車ではなく電車を利用したり、エレベーターではなく階段を選ぶなど、よく 歩くことを心がけています。実は30代の時に痛風を患っているため、4カ 月に1度は病院で検査を受け、その際に肝臓なども診てもらいます。疲れた り、飲みすぎたりすると尿酸値が上がる。その数値が健康維持のためのバロ メーターになっています。
ワインはブドウの収穫年によって同じ銘柄でも全く別物になるので、本当 に奥が深い。毎日飲んでいても学ぶことがたくさんあり、好奇心がわいてく るのも、ワインの魅力の1つです。大切なのは、決してワインに“飲まれな い”こと。生涯おいしいワインを味わうために体調を管理する−−それが 私の健康の秘訣です。
(談話まとめ:田村知子=フリーランスエディター)

[出典:日経ビジネス、2007/03/19号、鹿瀬恭久氏(工ノテカ社長)]

参考:
廣瀬恭久(ひろせ・やすひさ)氏
1949年生まれ。73年慶応義塾大学経済学部卒業。
川鉄商事、ユニゾンを経て88年ワインの輸入・卸・販売を行うエノテカ設立。

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