【ブロッコリーにがん予防の期待】

ジョンズホプキンズ大学の研究チームが、野菜のブロッコリーが胃がんの主因 の一つといわれる「ヘリコバクター・ピロリ菌」を殺す作用があることを発見、 米科学アカデミー紀要に発表した。
研究チームは、手軽に食べられるブロッコリーに、胃がんや胃かいようを引き 起こすピロリ菌を退治する作用があることが分かったことで、子どもに「野菜を 食べなさい」と言い続けてきた母親たちは正しかった、と強調している。
研究チームは、ブロッコリーに含まれる化学物質スルフォラファンが、ピロリ 菌を殺すことを確認した。しかし、ブロッコリーをどれくらい取れば胃の中のピ ロリ菌がなくなるかといった臨床結果は得られておらず、今後も研究が必要。
ポール・タラレー博士ら同大研究チームは、以前から野菜の抗がん作用を研究 してきた。1992年にはマウスを使った実験で、スルフォラファンががん細胞を 抑える酵素を活性化させる働きがあると発表していた。
研究チームによると、中南米、アジア、アフリカの一部地域では、人口の8割 以上が胃の中にピロリ菌を保有。日本でも成人の感染率は50%を超え、中高年 の感染率は70%に達するという記録がある。
ピロリ菌感染が判明した場合、抗生物質を投与するが、人体に有益な菌まで殺 してしまうため、ピロリ菌だけを殺すブロッコリーの方が好ましいという。

(出典:U.S. FrontLine Daily、2002/05/29共同)

参考:
ブロッコリーのことを知りたい方は、下記アドレスをアクセスしてみてください。
http://www.shokuiku.co.jp/data/broccoli.html

戻る