【続:忙人の心身摂養法(東洋医学)】
[内臓と食物の色との関係]
*腎臓(黒) 黒豆、黒ごま→精力を余計に使う人によい。
*肝臓、胆嚢(黄) 大豆→天下国家を憂うる人によい。
*脾臓(青) 多種多彩→記憶力を余計に使う人によい。
*心臓、小腸(赤) 小豆、人参(の搾り汁)
*肺臓、大腸(白) 白豆、ねぎの白根、大根
[症状と効果のある食物]
*痰 大根を食うといい。
*咳
大根の輪切りに飴をかけて一晩置くと、大根はカラカラになって、甘い汁できる。この汁が効く。
*狭心症 レンコンの節をすりおろし、朝夕小さい盃に一、二杯飲む。
*痔 レンコンの節をすりおろし、梅酢を数滴たらして飲む。
*肺炎 50〜60匁(200g前後)位のウナギを二匹、口の細い一升程度の空き瓶 に詰め、栓をして、なるべく深いご飯蒸しのようなもの中で約一時間湯煎する。ウナギは参り膏(あぶら)がたまる。これが一日分量。たいていは一回で治る。
*心臓 卵黄油。卵の黄身を十個も土鍋に入れ燃え立った炭火にかけて練る。 焦げ付くのをかまわず、力を入れてやっていると油がでる。これを匙で半分程度飲む。疲れたときも大変有効。
*胃腸 現の証拠(服用後直ちに薬効が現われる)。
*火傷 桐箱などを焼いて粉をつくり、これを卵の白身か椿油などで練り合わせる。火傷の跡が残らないといわれる。
[その他、体に良いもの]
*梅干 別名、医者殺し。
梅干に番茶をいれて毎日飲むと良い。(焼酎に梅割りはの効果は→判らない!)
梅干は胃腸、心臓を強くする。したがって眼をはっきりさせる。特に頭の毛を黒くし禿を防ぐという一寸穏やかでないが、兎に角甚だ効能がある。
*湯葉、豆腐 精神生活をする人によい。
*おおばこ 「おおばこ」料理或いは、その陰干しを煎じて飲むと女が子を持つといわれている(これは余計でした・・・・)。腎臓にもよい。

(出典:「経世瑣言」(けいせいさげん)安岡正篤著)

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