【今年の漢字(2014年)】
 
今年の漢字は「税」 2014年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「税」に決まり、日本漢字能力検定協会が12日、京都市乗山区の清水寺で発表した。森清範貫主が「清水の舞台」で、縦1・5b、横1・3b の越前和紙に特大の筆で揮毫(きごう)した。

協会によると、応募総数は16万761.3票で、1位の「税」は8679票。消費税が8%となり家計への負担が増したこと、税金の使い方を決める国会議員や県議会議員らの「政治とカネ」問題が取り沙汰されたことが理由に挙がった。

2位は「熱」で6007票。

(写真は朝日新聞、2014/12/13から抜粋)

(出典:日本経済新聞、2014/12/13)

[歴代今年の漢字一覧]
年度漢字 選ばれた背景
1995兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)。
地下鉄サリン事件により社会不安が拡大。
1996O-157による集団食中毒が多発して学校の給食などにも影響。
1997大型企業倒産・銀行破綻が相次ぐ。
サッカー日本代表、ワールドカップアジア地区予選で強豪倒して
出場決定。
1998 和歌山毒物カレー事件の余波で毒物混入事件が多発。
ダイオキシンの不安。
1999 1900年代の最後。東海村JCO臨界事故。
2000 シドニーオリンピックで、女子柔道の田村亮子(現・谷亮子)が
金メダル、女子フルマラソンの高橋尚子が金メダル。
金大中と金正日による初の南北首脳会談。
「きんさん」(成田きん)死去。
2001 アメリカ同時多発テロ事件。 アメリカのアフガニスタン侵攻。
世界的な不況。
2002 初の日朝首脳会談。北朝鮮に拉致された日本人5人が帰国。
2003 阪神タイガースが18年ぶりに優勝。
2004 新潟県中越地震。台風23号が上陸して多大な被害を与えた。
美浜発電所の事故や三菱リコール隠し事件。
2005 愛・地球博の開催。
紀宮清子内親王と黒田慶樹の結婚。
卓球・福原愛の中国での活躍。純愛物語電車男ブーム。
2006 悠仁親王の誕生。
飲酒運転によるひき逃げ、いじめによる自殺問題などの命の不安。
生まれた命、奪われた命、絶たれた命、そして、命の不安への膨らみ。
2007 不二家を始めとする、「白い恋人」や「赤福餅」など食品偽装の発覚。
年金記録問題の発覚。防衛省の汚職問題の発覚。
テレビ番組『発掘!あるある大事典』による捏造問題。
2008 日本の首相交代やオバマ次期米大統領の「チェンジ」(変革)など内外の政治の変化、株価暴落や円高ドル安などの経済の変、食の安全性に対する意識の変化、世界的規模の気象異変による地球温暖化問題の深刻化、スポーツ・科学分野での日本人の活躍に表れた時代の変化などの意味が込められ、政治・経済をはじめ、よくも悪くも変化の多かった一年を象徴する。
2009 自由民主党・公明党に替わる鳩山由紀夫新政権発足、バラク・オバマアメリカ合衆国新大統領就任など、政治の一新に加え、裁判員制度や高速道路料金割引などさまざまな新制度のスタート、新型インフルエンザの流行、高速水着による競泳の世界新記録ラッシュ、イチローの連続200本安打新記録などといった世相を反映。
2010 記録的な猛暑により熱中症にかかる人が続出し、これに伴い野菜価格が高騰し、熊なども人里に出没。また地中の「暑い」中から作業員全員が生還したコピアポ鉱山落盤事故、1万度の突入温度から帰還した「はやぶさ」なども反映。
2011 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、タイ洪水などといった国内外で発生した自然災害などにより、家族や友といった身近でかけがえのない人物に対する絆をしったり、チームワークと信頼でFIFA女子ワールドカップに優勝したサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)の姿などに感動と勇気をあたえられたりしたことなど、多くの日本人が絆の大切さを改めて感じた一年であったため。
2012 ロンドンオリンピックのメダルラッシュ、山中伸弥のノーベル賞受賞など数々の「金字塔」が打ち立てられた。他にも932年ぶりに全国的に観測された金環日食、消費税や生活保護など金が関わる問題の多発など。「金」は2000年にも選出されており、初めて複数度選出された漢字になった。
2013 2020年東京五輪の招致成功、平成25年台風第26号による伊豆大島災害や平成25年台風第30号によるレイテ島(フィリピン)災害に対する日本各地並びに世界各国からの支援の輪が広がったことなどが理由とされる。
2014 17年ぶりの消費税増税とそれに伴い生活環境が大きく変化したことを反映。森貫主は「国民の多くが税に厳しい目を持っているということではないか」と話している。

(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

参考:
年の漢字については、2007年,2008年,2009年,2010年,2011年,2012年(バックナンバー;060、64、72、73、75、77)もお読み下さい。

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