【「坤輿万国全図」】

先日、仙台市博物館で「東北大学の至宝」を見学しましたが、 その中に表題の掲示物がありました。
「万国全図」を見ると 世界地図であることが想像できますが、その前の二文字 「坤輿」は、なんと読み、どんなな意味か分かりますか?
読みは「こんよ」で、意味は大地、地球のことです。
辞書には、
《「易経」説卦の「坤を地と為し、母と為し、 …大輿と為す」から》大地を大きな輿にたとえた語。地球。大地。 とあります。
中国・明の時代、イタリア人で耶蘇会士のマテオ・リッチが、 中国にヨーロッパの世界地図を伝えます。これをもとにして、 1602年、李之藻が漢訳して作り、刊行された地図が『坤輿万国全図』で、 国宝に指定されております。
もうひとつ勉強しました。現在、アメリカ合衆国を漢字では「米国」または 「亜米利加」と表記されます(大半の辞書でも)。
ところが、この地図には「亜墨利加」と書かれています。つまり昔々は 「米」ではなく「墨」だったんですね。いつから黒が白くなったんでしょう。 知っている方がいたら、教えてください。

興味のある方は下記へもアクセスしてみてください。

http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/np/konyo.html
http://www.pref.miyagi.jp/bunkazai/siteibunkazai/miyagi-no-bunkazai/07REKISI/02bankokuezu.htm

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