【牛は馬とお友だち】

二番目の登場は『牛』です。
牛という字は、馬という字と組み合わされて、いろいろな慣用句にでてきます。
【牛を馬に乗りかえる】(好都合な方へ乗り換えること)
【馬を牛に乗り換える】(よいものを捨て、悪いものに換えること)
【牛にも馬にも踏まれず】(子供が無事成長して一人前になること)
【牛は牛づれ馬は馬づれ】(類を同じくする者が相伴うこと)
【牛はいななき馬は哮(ほ)え】(物事のさかさまなこと)
【牛頭馬肉】(牛頭をかかげ、馬肉を売ること)
かと思えば、
【牛の骨】=【馬の骨】(素性のわからない人をののしること)
【牛に経文】=【馬の耳に念仏】(いくら説き聞かせても、何の効き目もないたとえ)
意味が異なる、
【牛の籠抜け】(鈍重なものには手際のよいことは出来ないたとえ)
【馬の籠抜け】(窮屈で困ることのたとえ)
という具合です。
また、
商売は【牛の涎(よだれ)】(長く細く続くことのたとえ)
国会で見られる、
【牛歩】(物事が遅々として進まないさま)戦術
とかがあります。

牛も字そのものが部首登録されており、牛を持つ漢字は300字近くあります。

さい
かたつむり
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競馬でよく耳にする言葉に「牝馬(ひんば)」「牡馬(ぼば)」という言葉があります。 「牝」は「めす」、「牡」は「おす」のことをいいます。
牛にも「おす・めす」を表わす漢字があります。特に、『特』という漢字は「とりわけ」という使い方が 通常で、「おうし」という意味があることは、ほとんど知られていないのではないでしょうか。
余談ですが、犬の場合おすは「雄」、めすは「雌」と表記します。

おす
めす
めうし
おうし
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まだ七夕にはほど遠いですが、牛にまつわる言葉を載せておきます。

(牽牛星と織女星。彦星と織姫)
(牽牛・織女のニ星)
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牛と馬は「馬が合ったり、合わなかったり」とは思いませんか。

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